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じいさん役の木村君はあの役柄とは真逆の真面目な人で、誰に言われなくても出番以外の時は廊下で自主稽古をしていました。うちの劇団の先輩が差し入れしてくれた「吉備団子」の山を見つめて、「これを食べるとホンカツの仲間になれるのかなぁ」と真顔でつぶやいた時、かわいいなぁと思いました。でも、こんなかわいい子をうちのような野蛮な団体に入れてはいけないと思い、「それは食べない方がいいぞ!」と止めようと思いましたが、黙って見ていた私はやっぱり酷い大人のようです。木村君が舞台で放つ雰囲気が私は好きなので、また機会があれば是非舞台に立ってほしいな。
ばあさん役の千晶ちゃんも木村君と同じで、いつも稽古をしていました。その努力が見事に本番で開花していました。また、稽古場で雑談など、いろいろ話しかけてくれたのが千晶ちゃんでした。あの時は感激しました。テレビの宣伝では、私が即興で書いた原稿にもかかわらず、素敵に読んでくれた千晶ちゃんにこの場を借りて謝罪します。すみませんでしたm(__)m
ナス太郎こと、松高君は実はイケメンです。眼鏡を外すと塚本高史に似てるなぁと。しかし、今回はそのイケメンっぷりを台無しにするような役とメーキャップで頑張っていました。稽古の最初の方と、本番では別人で、その成長ぶりに才能を感じました。初代ナス太郎がある意味すごかっただけに、松高君は大変だったと思います。ナス太郎を演じてくれてありがとう。これから楽しみな役者の1人です。
側近役の拓君は何度か舞台で拝見したことがあったのですが、実際にお話するのは初めてで、怖い人だったらどうしようとドキドキしていましたが、話してみたらいい人でした。キレのある動きと、声が魅力的な役者で、あまり客演をしたことがないらしいのですが、これから是非また舞台に立ってほしいです。
モンキーこと雅司君はエチュードをしている時メチャクチャ面白くて、頭の回転が速い人なんだなと思いました。稽古でもいろいろ挑戦していて、特に一寸法師にやられるところは秀逸で、何度見ても笑ってしまいました。実は今回、1番チラシをまいてくれたのも、チケットを売ってくれたのも雅司君です。1人で26枚も売ってきた人を見たのは初めてです。ありがとう。次は香活で。(笑)
鶏役のなっちゃんはマヂすごい役者だなと思いました。鶏はいわゆる「空気が読めないキャラ」で、この「空気が読めない演技」というのが実はすごく難しいのです。物語が進行する中で、後ろの方で鶏が物語と関係なく、なんか食べてたり、毛繕いしてるのを見ていつも爆笑していました。是非これからも芝居を続けてほしいです。ちなみに、なっちゃんは私と同じ誕生日です。これから、自分の誕生日を祝う度に私はNちゃんを思い出すことでしょう。
かさ地蔵役の圭織ちゃんは、前回の「レジェンドオブジャパン」オリジナルメンバーの1人です。学会で忙しい中参加してくれました。私も後半はあまり稽古場にいられず、なかなかお話できなかったことが残念です。それでも、何度か雑談した際にわかったのは、物静かにお話する知的な子で、とても「Go to hell!ギャーハッハッハ!」というような女の子でないことは確かだということです。役者になるとガラッと変わるのですごいなぁと思った。それにしても、素は一体どういう子なのか気になります。
赤鬼役の西間木君とご一緒するのは実はこれで3度目で、しかもそれが全部八芝という不思議な縁です。最初に会った「極楽とんぼの終わらない明日」から役者として随分成長したと思います。「ホテル寿」ではかなり演出から特訓されていましたが、あの時の経験がレジェンドで生かされたのではないかと思います。また4度目、ご一緒できる日を楽しみにしています。
かぐや姫役のまきちゃんは、バイオレンスから最も遠いところにいるような可憐な女の子です。最初の頃、西間木君をぷたつけるのに躊躇しているのを見ていて、「きっといい子なんだな。ガンバレ!」と心の中で応援していました。しかし、後半はどんどんワルになっていったので、この短期間での成長ぶりに目を見張ると共に、リアルでそういう子に変わってしまったらどうしようかと少し心配しています。松高君と同じく今後が楽しみな役者です。
かぐや父役の千坂君は普段は制作専門スタッフらしく、あまり役者をやらないそうなのですが、私はどんどん役者をやってほしいなと思いました。「サンタクロース」の和田アキ子を彷彿とさせるサンタクロースも強烈でしたが、この「タヌキオヤジ」もやはり強烈でした。他にない個性があることは、役者として大きな武器をもっているので、また役者をやってほしいな。
金太郎を演じた藤原君は美しい身体の持ち主です。打ち上げで上腕を見せていただきましたが、痩せマッチョのいい腕でした。彼は1番出番が少ないにも関わらず、最も出席率がよかった役者です。短いシーンだけど強烈な印象を残したのは、彼の努力の賜物だと思います。役者として1番大切なことです。これからの活躍、楽しみにしています。
かぐや母役のゆみちゃんも、卒業の年で多忙な中参加してくれたオリジナルメンバーの1人です。稽古でゆみちゃんが千坂君を投げ飛ばした時には本当に驚きました。ガチで喧嘩して勝てる自信がありません。ゆみちゃんは腹から声が出せるタイプの役者で、声が小さいといつも注意されてきた自分から見ると本当に羨ましいです。社会人になると、なかなか芝居をするのが大変になりますが、是非これからも続けてほしいです。
一寸法師役の小萩ちゃんは、エロとか変態から最も遠いところにいるような清らかな人です。本来ならばお姫様とか、妖精とか、リボンの騎士のような役がピッタリな美女です。今までやったことがないような役で、かなり努力されたのではないかと思います。最後はしっかりと役を自分のものにしていたのを見て、新たな一面を発見したような思いになりました。役者とスタッフの兼任は本当に大変だったと思います。足向けて寝られません。
そして、演出であり、犬役でもあった沼邉君。彼には私の本来の仕事の幾割かを負わせてしまった部分もあり、精神的にもきつかったのではないかと思います。それなのに彼は泣き言を一切私に言いませんでした。本当にすごい子です。文才があって、芝居がうまいだけでなく、強い人なんだなと思いました。この感謝の気持ちをどうにか表現したいあまり、打ち上げの最後に思わず抱きしめてしまいました。演出を消してやりたいと思ったことは何回かありますが、抱き締めたいと思ったのは初めてです。ありがとう。またいつかご一緒できたら嬉しいです。
今回は八芝史上最も若いメンバーの座組みでした。私自身、どのようにコミュニケーションをとっていいかわからなくて戸惑う日もありましたが、このメンバーに会えてよかったと心から思います。
才気に溢れたメンバーたちの今後の活躍を祈っております。
また、メンバー全員、彼らのご家族、お客様に心からの感謝を。
11月八芝プロデューサー
澤田綾香
ばあさん役の千晶ちゃんも木村君と同じで、いつも稽古をしていました。その努力が見事に本番で開花していました。また、稽古場で雑談など、いろいろ話しかけてくれたのが千晶ちゃんでした。あの時は感激しました。テレビの宣伝では、私が即興で書いた原稿にもかかわらず、素敵に読んでくれた千晶ちゃんにこの場を借りて謝罪します。すみませんでしたm(__)m
ナス太郎こと、松高君は実はイケメンです。眼鏡を外すと塚本高史に似てるなぁと。しかし、今回はそのイケメンっぷりを台無しにするような役とメーキャップで頑張っていました。稽古の最初の方と、本番では別人で、その成長ぶりに才能を感じました。初代ナス太郎がある意味すごかっただけに、松高君は大変だったと思います。ナス太郎を演じてくれてありがとう。これから楽しみな役者の1人です。
側近役の拓君は何度か舞台で拝見したことがあったのですが、実際にお話するのは初めてで、怖い人だったらどうしようとドキドキしていましたが、話してみたらいい人でした。キレのある動きと、声が魅力的な役者で、あまり客演をしたことがないらしいのですが、これから是非また舞台に立ってほしいです。
モンキーこと雅司君はエチュードをしている時メチャクチャ面白くて、頭の回転が速い人なんだなと思いました。稽古でもいろいろ挑戦していて、特に一寸法師にやられるところは秀逸で、何度見ても笑ってしまいました。実は今回、1番チラシをまいてくれたのも、チケットを売ってくれたのも雅司君です。1人で26枚も売ってきた人を見たのは初めてです。ありがとう。次は香活で。(笑)
鶏役のなっちゃんはマヂすごい役者だなと思いました。鶏はいわゆる「空気が読めないキャラ」で、この「空気が読めない演技」というのが実はすごく難しいのです。物語が進行する中で、後ろの方で鶏が物語と関係なく、なんか食べてたり、毛繕いしてるのを見ていつも爆笑していました。是非これからも芝居を続けてほしいです。ちなみに、なっちゃんは私と同じ誕生日です。これから、自分の誕生日を祝う度に私はNちゃんを思い出すことでしょう。
かさ地蔵役の圭織ちゃんは、前回の「レジェンドオブジャパン」オリジナルメンバーの1人です。学会で忙しい中参加してくれました。私も後半はあまり稽古場にいられず、なかなかお話できなかったことが残念です。それでも、何度か雑談した際にわかったのは、物静かにお話する知的な子で、とても「Go to hell!ギャーハッハッハ!」というような女の子でないことは確かだということです。役者になるとガラッと変わるのですごいなぁと思った。それにしても、素は一体どういう子なのか気になります。
赤鬼役の西間木君とご一緒するのは実はこれで3度目で、しかもそれが全部八芝という不思議な縁です。最初に会った「極楽とんぼの終わらない明日」から役者として随分成長したと思います。「ホテル寿」ではかなり演出から特訓されていましたが、あの時の経験がレジェンドで生かされたのではないかと思います。また4度目、ご一緒できる日を楽しみにしています。
かぐや姫役のまきちゃんは、バイオレンスから最も遠いところにいるような可憐な女の子です。最初の頃、西間木君をぷたつけるのに躊躇しているのを見ていて、「きっといい子なんだな。ガンバレ!」と心の中で応援していました。しかし、後半はどんどんワルになっていったので、この短期間での成長ぶりに目を見張ると共に、リアルでそういう子に変わってしまったらどうしようかと少し心配しています。松高君と同じく今後が楽しみな役者です。
かぐや父役の千坂君は普段は制作専門スタッフらしく、あまり役者をやらないそうなのですが、私はどんどん役者をやってほしいなと思いました。「サンタクロース」の和田アキ子を彷彿とさせるサンタクロースも強烈でしたが、この「タヌキオヤジ」もやはり強烈でした。他にない個性があることは、役者として大きな武器をもっているので、また役者をやってほしいな。
金太郎を演じた藤原君は美しい身体の持ち主です。打ち上げで上腕を見せていただきましたが、痩せマッチョのいい腕でした。彼は1番出番が少ないにも関わらず、最も出席率がよかった役者です。短いシーンだけど強烈な印象を残したのは、彼の努力の賜物だと思います。役者として1番大切なことです。これからの活躍、楽しみにしています。
かぐや母役のゆみちゃんも、卒業の年で多忙な中参加してくれたオリジナルメンバーの1人です。稽古でゆみちゃんが千坂君を投げ飛ばした時には本当に驚きました。ガチで喧嘩して勝てる自信がありません。ゆみちゃんは腹から声が出せるタイプの役者で、声が小さいといつも注意されてきた自分から見ると本当に羨ましいです。社会人になると、なかなか芝居をするのが大変になりますが、是非これからも続けてほしいです。
一寸法師役の小萩ちゃんは、エロとか変態から最も遠いところにいるような清らかな人です。本来ならばお姫様とか、妖精とか、リボンの騎士のような役がピッタリな美女です。今までやったことがないような役で、かなり努力されたのではないかと思います。最後はしっかりと役を自分のものにしていたのを見て、新たな一面を発見したような思いになりました。役者とスタッフの兼任は本当に大変だったと思います。足向けて寝られません。
そして、演出であり、犬役でもあった沼邉君。彼には私の本来の仕事の幾割かを負わせてしまった部分もあり、精神的にもきつかったのではないかと思います。それなのに彼は泣き言を一切私に言いませんでした。本当にすごい子です。文才があって、芝居がうまいだけでなく、強い人なんだなと思いました。この感謝の気持ちをどうにか表現したいあまり、打ち上げの最後に思わず抱きしめてしまいました。演出を消してやりたいと思ったことは何回かありますが、抱き締めたいと思ったのは初めてです。ありがとう。またいつかご一緒できたら嬉しいです。
今回は八芝史上最も若いメンバーの座組みでした。私自身、どのようにコミュニケーションをとっていいかわからなくて戸惑う日もありましたが、このメンバーに会えてよかったと心から思います。
才気に溢れたメンバーたちの今後の活躍を祈っております。
また、メンバー全員、彼らのご家族、お客様に心からの感謝を。
11月八芝プロデューサー
澤田綾香
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いやぁー、終わりました!打ち上げの翌日は丸1日眠り続けたプロデューサーの澤田です。
楽日もたくさんのお客様に恵まれ、大盛況のうち幕を閉じることができました。
ご来場くださったお客様、特に楽日は雨の中足を運んでくださったお客様に心よりお礼申し上げます。
私自身がこのブログを更新するのは、今日が最後になります。最後に私の話と26人の素敵なメンバーについて話をさせてください。
私が八芝でプロデュースした企画は、今回で3本目になることは前にもお話しましたが…
1本目は私を廃人にした「青い実を食べた」
2本目は全員が泣きながら取り組んだ「熱海殺人事件」
そして、3本目がこの「レジェンドオブジャパン」です。
実を言いますと、80年代戯曲特集を担当するにあたり、悩んでいた私に先輩が紹介してくださった本が「青い実~」でした。
「熱海~」は再演リクエストの人気投票で上位にランクインしたからやらなければならない状況の中で、どなたもプロデュースに名乗りをあげず、みなしごハッチだったところを、素通りできなかった私が抱えて帰宅してしまったような事情があります。
つまり、私にとって純粋に「この作品がやりたい」と声にしたのは、実は「レジェンドオブジャパン」が初めてなのです。
前述している通り、私のプロデュース作品ではいつも血が流れています。
「青い実~」は自分自身が。「熱海~」は全員が作品を作る上での痛みを共有していました。
実は私、この2作品で制作も兼ねていました。子供が心配なあまり、手放せなかったんですね。常に自分の傍に置いて、決して目を離さない。それが私とプロデュース作品の対峙方でした。作品に対してかなり過保護だったと思います。
今回、私は制作を手放すことにしました。それは、若手に仕事を伝える為でもあるし、稽古場と私が距離を置く為でもありました。
私がいつもいることで、作品に何かしらの影響が出るのが恐かったのです。
一部のスタッフを除いて、演出に殆どのキャスティングをお願いしました。
私が決めるより、彼が組みやすい人を連れて来た方がやりやすいのではないかと思ったからです。
若い演出と若い役者たちで芝居を作り、その隙間にスタッフのエキスパートたちを入れて、彼らが何かを盗んで帰ってくれたらという願いが、そこにはありました。
しかし、私自身が体調不良や仕事で予想以上に稽古場にいられず、気が付いたら若者たちは芝居を作り上げていました。
つまり、私、今回に関してはガチで何もしていないっていうことです。
こんな何もしてないプロデューサーに、打ち上げで皆さんから花束と寄せ書きが贈られました。プロデューサーをしていて初めてのことで、感激すると同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
こんな自分に力を貸してくださったクルー全員に感謝しています。
演出助手の前川さんは、今回実質的に1番仕事量が大変だったメンバーです。彼女がみんなのスケジュール管理をしたり、しげ君が役者で出ている間に芝居を見たり、スタッフ会議の段取り組んだり、精神的にも気を遣う部分が多く、本当に大変だったと思います。彼女がいなければ、この企画は成り立ちませんでした。就職したてで忙しい中、しっかり仕事をしてくださったことに感謝しています。
舞台監督の村松さんは、当初「仕事で沖縄に行かねばならない日とかぶっているからムリ!それに、これを引き受けたら、俺はリージョナル劇場とゼミナールと3本同時進行で仕事を進めることになるから、絶対に嫌だ!」と、かなり渋られたのですが…「どうか、若い子たちに村松さんの舞監の仕事ぶりを見せて、教えてやってほしい。」と頼み込み、半ば無理やり参加してもらいました。村松さんの心ある仕事ぶりはいつもと変わらず、私は勿論、みんなの支えでした。また、佑季ちゃん、宮野君も立派に舞監代理をしてくれました。それは勿論本人たちの努力もあるけど、村松さんのおかげでもあります。ありがとうございました。
舞台監督助手の佐野佑季ちゃんは本当によく気が付く子で、たまに老人のような名言を吐いて、私を魅了していました。今回は舞台監督が中日から不在だった為、舞台監督代理までやることになって大変だったと思います。それでも、1つ1つの仕事に対して真摯に向き合い、確実に遂行しているのを見て、仕事ができる人なんだなと思いました。ありがとう。不安な思いをいっぱいさせたと思います。ごめんなさい。
装置の宮野君は真面目な人で、夜勤明けにも関わらず寝ないで作業に来ていた日もあったようです。また、佑季監督助手と共に、中日からは舞監の仕事も遂行してくださって、本当にありがたかったです。
照明の三嶋は急なお願いにも関わらず、快く引き受け&素敵な照明を作ってくださいました。実は私は香活に入る前にはよしこに在籍していました。よしこ以外で三嶋と組むのは久しぶりで嬉しかったです。あの若い座組みの中で、同世代の顔を見ると安心しました。いろいろ無理をお願いしてごめんね。ありがとう。
音響のみよちゃんは素敵な音楽をチョイスしてくれるセンスのいい人です。また、若い子たちに色々仕事を教えているのを目にして、自分のことだけでなく、演劇界のことについて考えている人なんだなと感心しました。今回一緒に仕事ができてよかったです。ありがとう。
衣装部長のいなべ君は今回すごい勢いとアイディアでバリバリ衣裳を作ってくださいました。少しでも安くあげる為に布探しに歩いたり、気の遠くなるような物量と毎日戦っていました。私も普段は衣裳ですが、こんなに何でも作れません!なので、頭が下がる思いです。また、衣裳で忙しい中、ブログ番まで担当していただき、ありがとうございました。
衣装部員の周君や里実ちゃんは12月本番の自団体稽古もある中で、こちらの作業にも来てくれて感謝しております。必ず、芝居観に行くからね!
小道具のよしみちゃんは、私がよしみちゃんの小道具が好きなばかりに、かなり無理なお願いをしてしまい申し訳ないです。毎朝5時半出勤というハードな状況の中での参加は本当に大変だったと思います。でも、やっぱりよしみちゃんにお願いしてよかったです。あんなリアルな雀の舌を思いつくのはあなたしかいません。
宣伝美術の小萩先生。そのクールな美貌とは裏腹に毎回愉快なパンフレットを書いてくれるあなたのギャップが、私は大好きです。今回の「ナスビジョン」にもヤラレました。チラシも「レジェンド~」の世界を的確に表現した素敵な作品だったのに、情報が遅れに遅れてしまい、いつもより出回る期間が少なくなったこと、大変申し訳なく思います。小萩先生は本来とても仕事が早い誠実な人で、焦って仕事をするのが苦手なのに、かなり今回は急がねばならない状況に私が追い込んでしまったことを反省しています。
制作の美人2人、福島ちゃんと晴香ちゃん。君たちは私のような優しさの欠片もない暴君プロデューサーについてしまった、なんともお気の毒な制作さんです。私が君たちならば、こんなプロデューサーとは何度も喧嘩していたと思います。何回か注意したり、怒ったりしてごめんね。それでも、最後までついて来てくれてありがとう。
福島ちゃんは優しい人で、その場の空気を察して素早く動いてくれたり、フォローしてくれたり、制作向きの人だなと思いました。そして、それは役者として不可欠な要素でもあります。今までも何度か同じ座組みになったことはあるのですが、今回ほど密に接したことはなく、ちゃんとお話する機会がなかったので、今回本当に一緒に組めてよかった。ありがとう。
晴香ちゃんは発想力や行動力がすごい人で、いつもナイスアイディアを出してくれました。私の尊敬するYさんに雰囲気も似ていて、プロデューサーや演出に向いているなぁと思いました。いつか、この人はデカイことをやりますね。自団体では一体どんな芝居を出してくるのか、今から楽しみです。
今回ビデオ撮影をしてくれた平川先輩はプロなのにかなり安値で引き受けてくださいました。忙しい中、走って本番に間に合ってくださって本当にありがとうございました。きっと、これからが作業だと思いますが、完成楽しみにしています。
写真を撮影してくださった宮野さん、いつもお世話になっています。宮野さんもプロなのに、いつも安値で引き受けてくださって申し訳ありません。また、ゲネを観た後におっしゃってくださった感想が、私の励みとなりました。ありがとうございました。
~つづく~
楽日もたくさんのお客様に恵まれ、大盛況のうち幕を閉じることができました。
ご来場くださったお客様、特に楽日は雨の中足を運んでくださったお客様に心よりお礼申し上げます。
私自身がこのブログを更新するのは、今日が最後になります。最後に私の話と26人の素敵なメンバーについて話をさせてください。
私が八芝でプロデュースした企画は、今回で3本目になることは前にもお話しましたが…
1本目は私を廃人にした「青い実を食べた」
2本目は全員が泣きながら取り組んだ「熱海殺人事件」
そして、3本目がこの「レジェンドオブジャパン」です。
実を言いますと、80年代戯曲特集を担当するにあたり、悩んでいた私に先輩が紹介してくださった本が「青い実~」でした。
「熱海~」は再演リクエストの人気投票で上位にランクインしたからやらなければならない状況の中で、どなたもプロデュースに名乗りをあげず、みなしごハッチだったところを、素通りできなかった私が抱えて帰宅してしまったような事情があります。
つまり、私にとって純粋に「この作品がやりたい」と声にしたのは、実は「レジェンドオブジャパン」が初めてなのです。
前述している通り、私のプロデュース作品ではいつも血が流れています。
「青い実~」は自分自身が。「熱海~」は全員が作品を作る上での痛みを共有していました。
実は私、この2作品で制作も兼ねていました。子供が心配なあまり、手放せなかったんですね。常に自分の傍に置いて、決して目を離さない。それが私とプロデュース作品の対峙方でした。作品に対してかなり過保護だったと思います。
今回、私は制作を手放すことにしました。それは、若手に仕事を伝える為でもあるし、稽古場と私が距離を置く為でもありました。
私がいつもいることで、作品に何かしらの影響が出るのが恐かったのです。
一部のスタッフを除いて、演出に殆どのキャスティングをお願いしました。
私が決めるより、彼が組みやすい人を連れて来た方がやりやすいのではないかと思ったからです。
若い演出と若い役者たちで芝居を作り、その隙間にスタッフのエキスパートたちを入れて、彼らが何かを盗んで帰ってくれたらという願いが、そこにはありました。
しかし、私自身が体調不良や仕事で予想以上に稽古場にいられず、気が付いたら若者たちは芝居を作り上げていました。
つまり、私、今回に関してはガチで何もしていないっていうことです。
こんな何もしてないプロデューサーに、打ち上げで皆さんから花束と寄せ書きが贈られました。プロデューサーをしていて初めてのことで、感激すると同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
こんな自分に力を貸してくださったクルー全員に感謝しています。
演出助手の前川さんは、今回実質的に1番仕事量が大変だったメンバーです。彼女がみんなのスケジュール管理をしたり、しげ君が役者で出ている間に芝居を見たり、スタッフ会議の段取り組んだり、精神的にも気を遣う部分が多く、本当に大変だったと思います。彼女がいなければ、この企画は成り立ちませんでした。就職したてで忙しい中、しっかり仕事をしてくださったことに感謝しています。
舞台監督の村松さんは、当初「仕事で沖縄に行かねばならない日とかぶっているからムリ!それに、これを引き受けたら、俺はリージョナル劇場とゼミナールと3本同時進行で仕事を進めることになるから、絶対に嫌だ!」と、かなり渋られたのですが…「どうか、若い子たちに村松さんの舞監の仕事ぶりを見せて、教えてやってほしい。」と頼み込み、半ば無理やり参加してもらいました。村松さんの心ある仕事ぶりはいつもと変わらず、私は勿論、みんなの支えでした。また、佑季ちゃん、宮野君も立派に舞監代理をしてくれました。それは勿論本人たちの努力もあるけど、村松さんのおかげでもあります。ありがとうございました。
舞台監督助手の佐野佑季ちゃんは本当によく気が付く子で、たまに老人のような名言を吐いて、私を魅了していました。今回は舞台監督が中日から不在だった為、舞台監督代理までやることになって大変だったと思います。それでも、1つ1つの仕事に対して真摯に向き合い、確実に遂行しているのを見て、仕事ができる人なんだなと思いました。ありがとう。不安な思いをいっぱいさせたと思います。ごめんなさい。
装置の宮野君は真面目な人で、夜勤明けにも関わらず寝ないで作業に来ていた日もあったようです。また、佑季監督助手と共に、中日からは舞監の仕事も遂行してくださって、本当にありがたかったです。
照明の三嶋は急なお願いにも関わらず、快く引き受け&素敵な照明を作ってくださいました。実は私は香活に入る前にはよしこに在籍していました。よしこ以外で三嶋と組むのは久しぶりで嬉しかったです。あの若い座組みの中で、同世代の顔を見ると安心しました。いろいろ無理をお願いしてごめんね。ありがとう。
音響のみよちゃんは素敵な音楽をチョイスしてくれるセンスのいい人です。また、若い子たちに色々仕事を教えているのを目にして、自分のことだけでなく、演劇界のことについて考えている人なんだなと感心しました。今回一緒に仕事ができてよかったです。ありがとう。
衣装部長のいなべ君は今回すごい勢いとアイディアでバリバリ衣裳を作ってくださいました。少しでも安くあげる為に布探しに歩いたり、気の遠くなるような物量と毎日戦っていました。私も普段は衣裳ですが、こんなに何でも作れません!なので、頭が下がる思いです。また、衣裳で忙しい中、ブログ番まで担当していただき、ありがとうございました。
衣装部員の周君や里実ちゃんは12月本番の自団体稽古もある中で、こちらの作業にも来てくれて感謝しております。必ず、芝居観に行くからね!
小道具のよしみちゃんは、私がよしみちゃんの小道具が好きなばかりに、かなり無理なお願いをしてしまい申し訳ないです。毎朝5時半出勤というハードな状況の中での参加は本当に大変だったと思います。でも、やっぱりよしみちゃんにお願いしてよかったです。あんなリアルな雀の舌を思いつくのはあなたしかいません。
宣伝美術の小萩先生。そのクールな美貌とは裏腹に毎回愉快なパンフレットを書いてくれるあなたのギャップが、私は大好きです。今回の「ナスビジョン」にもヤラレました。チラシも「レジェンド~」の世界を的確に表現した素敵な作品だったのに、情報が遅れに遅れてしまい、いつもより出回る期間が少なくなったこと、大変申し訳なく思います。小萩先生は本来とても仕事が早い誠実な人で、焦って仕事をするのが苦手なのに、かなり今回は急がねばならない状況に私が追い込んでしまったことを反省しています。
制作の美人2人、福島ちゃんと晴香ちゃん。君たちは私のような優しさの欠片もない暴君プロデューサーについてしまった、なんともお気の毒な制作さんです。私が君たちならば、こんなプロデューサーとは何度も喧嘩していたと思います。何回か注意したり、怒ったりしてごめんね。それでも、最後までついて来てくれてありがとう。
福島ちゃんは優しい人で、その場の空気を察して素早く動いてくれたり、フォローしてくれたり、制作向きの人だなと思いました。そして、それは役者として不可欠な要素でもあります。今までも何度か同じ座組みになったことはあるのですが、今回ほど密に接したことはなく、ちゃんとお話する機会がなかったので、今回本当に一緒に組めてよかった。ありがとう。
晴香ちゃんは発想力や行動力がすごい人で、いつもナイスアイディアを出してくれました。私の尊敬するYさんに雰囲気も似ていて、プロデューサーや演出に向いているなぁと思いました。いつか、この人はデカイことをやりますね。自団体では一体どんな芝居を出してくるのか、今から楽しみです。
今回ビデオ撮影をしてくれた平川先輩はプロなのにかなり安値で引き受けてくださいました。忙しい中、走って本番に間に合ってくださって本当にありがとうございました。きっと、これからが作業だと思いますが、完成楽しみにしています。
写真を撮影してくださった宮野さん、いつもお世話になっています。宮野さんもプロなのに、いつも安値で引き受けてくださって申し訳ありません。また、ゲネを観た後におっしゃってくださった感想が、私の励みとなりました。ありがとうございました。
~つづく~
中日もおかげさまでたくさんのお客様に恵まれ、無事終了しました。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。平日の8時に劇場にいらっしゃるのは、職業によってはすごく時間の調整が大変だと思います。私たちの為に時間を作って観に来てくださった皆様に心よりお礼申し上げます。
さて、今回の八芝では岩手大学の劇団かっぱの団員より役者やスタッフが参加しております。今日はかっぱさんの現役団員を紹介したいと思います。〇〇太郎役の松高君、〇〇〇姫役の麻紀ちゃん、衣裳アシスタントの里実ちゃん、周君。
この4人が参加する次回劇団かっぱの公演を紹介させていただきます。
2009年岩手大学劇団かっぱ冬期公演
「ハートブレイク ハートブレイク ハートブレイク」
作・演出/安藤奈津美
12月12日(土)19時開演
13日(日)14時開演/18時開演
(開場は開演の30分前)
岩手アートサポートセンター風のスタジオにて
前売り500円/当日600円
あらすじ~もし、人間の体が小さな配管工たちによって動かされていたら?
明日18歳の誕生日を迎えようとしていた少女・榊リコ。眠る彼女の体内で心臓を動かす男・心臓工が肺を動かす肺管工を人質に活動停止を宣言した!まさか生命の危機に、食道を司る食道工たちが立ち向かうが・・・。
錯綜する思い!食道工たちの運命は?少女の命に明日はあるのか!?
前人未踏&空前絶後の体内SFノンストップサスペンス!
体内でSFサスペンスですよ!なんだかワクワクするような響きですね!個人的な話になりますが、自分は「SF」と「ロボット」に弱いのです。是非、観にいきたいと思います!
さて、今回の八芝では岩手大学の劇団かっぱの団員より役者やスタッフが参加しております。今日はかっぱさんの現役団員を紹介したいと思います。〇〇太郎役の松高君、〇〇〇姫役の麻紀ちゃん、衣裳アシスタントの里実ちゃん、周君。
この4人が参加する次回劇団かっぱの公演を紹介させていただきます。
2009年岩手大学劇団かっぱ冬期公演
「ハートブレイク ハートブレイク ハートブレイク」
作・演出/安藤奈津美
12月12日(土)19時開演
13日(日)14時開演/18時開演
(開場は開演の30分前)
岩手アートサポートセンター風のスタジオにて
前売り500円/当日600円
あらすじ~もし、人間の体が小さな配管工たちによって動かされていたら?
明日18歳の誕生日を迎えようとしていた少女・榊リコ。眠る彼女の体内で心臓を動かす男・心臓工が肺を動かす肺管工を人質に活動停止を宣言した!まさか生命の危機に、食道を司る食道工たちが立ち向かうが・・・。
錯綜する思い!食道工たちの運命は?少女の命に明日はあるのか!?
前人未踏&空前絶後の体内SFノンストップサスペンス!
体内でSFサスペンスですよ!なんだかワクワクするような響きですね!個人的な話になりますが、自分は「SF」と「ロボット」に弱いのです。是非、観にいきたいと思います!
初日終了しました!プロデューサーの澤田です。
ご来場くださった全てのお客様、本当にありがとうございました。心より感謝です。
今回、自分は本番中にやらなければならない事がけっこうあって、いつものようにロビーにずっといられないのですが、開演ギリギリまでは受付にいました。
すると、今週末に公演が控えているにも関わらず来てくださったトラブルカフェシアターの方々が何人かいらして、本当に感激しました。そして、私も必ず観に行こうと決意しました。
また、明日から沖縄公演に旅立つ赤い風の方々、直近ではないものの来月に公演を控えていて稽古の合間を縫って来てくださったゼミナール、ワイヤーワーク、劇団かっぱ、マーブル局の方々、いつも観に来てくれる友達ズ、皆さんに観ていただけて私は本当に嬉しかったです。
きっと様々な感想をもたれたと思います。たとえ、それが我々の耳に心地よい感想でなくとも、観ていただけたことが嬉しいのです。
「笑い」はいわば本当に切れる真剣で勝負するのと同じです。今日何か嫌なことがあってイライラしていたお客様がいらしたとする。それでも、この芝居を観て笑っていただけたなら、それでこれはかけがえのない芝居になる。でも1つもかすりもせず、ますます嫌な気持ちにさせてしまったら、全てがひっくり返ります。ズタズタに斬られても文句は言えない。だから、「笑い」は恐いし、尊いのだと思う。劇場は戦場です。少なくとも、自分はそう思います。
調整室から客席を見ていて、今回ほどお客様の反応に一喜一憂したことはありません。どうか彼らがやってきたことが報われてほしいと思いながら観ていました。
初日打ち上げでは一滴も飲まないという拷問を自らに科しました。打ち上げで飲まなかったのは初めてです。お恥ずかしい話ですが、実はまだ風邪が完治していないので、声が出なくなるとヤバイなと思って。打ち上げで飲めないなんて、プロデューサーでなければ真っ直ぐ帰るところです。やはりシラフで飲み会はきついッスね!楽日は飲めるといいなぁ。
~追記~
先に書きました今週末のトラブルカフェシアターさんの宣伝です。
トラブルカフェシアター第10回公演
「あの角を曲がれば」
作・演出/遠藤雄史
11月28日(土)14時開演/19時開演(開場は開演の30分前)
11月29日(日)14時開演/18時開演(開場は開演の30分前)
いわてアートサポートセンター風のスタジオにて
前売り~1000円(一般)・800円(高校生以下)
当日~1200円(一般)・1000円(高校生以下)
あらすじ~人口約30万人、中核都市モリオカ。モリオカの中心部を流れる川沿いにひっそり建てられている神社があった。その神社の近くに居を構える「佐倉家」。
佐倉家長男「恭一」は中学校教員、次男「幸二」は中小企業の営業マン、長女「櫻子」は駅ビルに入っているショップの店員、三男「健吾」は大学4年生。
4人はそれぞれ小さい頃、父「春雄」に連れられて家の近くを歩くのが好きだった。家の2階から見る景色が好きだった。
しかし、いつしか結婚を機に独立する者、家から何となく離れ一人暮らしする者、県外の大学に進学する者、家に居つく者、それぞれがそれぞれの道を歩み始めた。4人が顔をあわせるのは1年に1度あるかないか。兄弟は1番身近で1番遠い他人だった。
そんな4人が久しぶりに顔を揃える。それは、父「春雄」が亡くなったからだった。それぞれ問題を抱える4人が、決して交わらなくなった4人が「春雄」を送り出す。
そんな佐倉家4人に起きる不思議な7日間。
トラブルカフェシアターさんというと、アクションのイメージがありますが、あらすじを読むかぎりでは今回は何やらいつもと違う雰囲気のようですね。楽しみです。
ご来場くださった全てのお客様、本当にありがとうございました。心より感謝です。
今回、自分は本番中にやらなければならない事がけっこうあって、いつものようにロビーにずっといられないのですが、開演ギリギリまでは受付にいました。
すると、今週末に公演が控えているにも関わらず来てくださったトラブルカフェシアターの方々が何人かいらして、本当に感激しました。そして、私も必ず観に行こうと決意しました。
また、明日から沖縄公演に旅立つ赤い風の方々、直近ではないものの来月に公演を控えていて稽古の合間を縫って来てくださったゼミナール、ワイヤーワーク、劇団かっぱ、マーブル局の方々、いつも観に来てくれる友達ズ、皆さんに観ていただけて私は本当に嬉しかったです。
きっと様々な感想をもたれたと思います。たとえ、それが我々の耳に心地よい感想でなくとも、観ていただけたことが嬉しいのです。
「笑い」はいわば本当に切れる真剣で勝負するのと同じです。今日何か嫌なことがあってイライラしていたお客様がいらしたとする。それでも、この芝居を観て笑っていただけたなら、それでこれはかけがえのない芝居になる。でも1つもかすりもせず、ますます嫌な気持ちにさせてしまったら、全てがひっくり返ります。ズタズタに斬られても文句は言えない。だから、「笑い」は恐いし、尊いのだと思う。劇場は戦場です。少なくとも、自分はそう思います。
調整室から客席を見ていて、今回ほどお客様の反応に一喜一憂したことはありません。どうか彼らがやってきたことが報われてほしいと思いながら観ていました。
初日打ち上げでは一滴も飲まないという拷問を自らに科しました。打ち上げで飲まなかったのは初めてです。お恥ずかしい話ですが、実はまだ風邪が完治していないので、声が出なくなるとヤバイなと思って。打ち上げで飲めないなんて、プロデューサーでなければ真っ直ぐ帰るところです。やはりシラフで飲み会はきついッスね!楽日は飲めるといいなぁ。
~追記~
先に書きました今週末のトラブルカフェシアターさんの宣伝です。
トラブルカフェシアター第10回公演
「あの角を曲がれば」
作・演出/遠藤雄史
11月28日(土)14時開演/19時開演(開場は開演の30分前)
11月29日(日)14時開演/18時開演(開場は開演の30分前)
いわてアートサポートセンター風のスタジオにて
前売り~1000円(一般)・800円(高校生以下)
当日~1200円(一般)・1000円(高校生以下)
あらすじ~人口約30万人、中核都市モリオカ。モリオカの中心部を流れる川沿いにひっそり建てられている神社があった。その神社の近くに居を構える「佐倉家」。
佐倉家長男「恭一」は中学校教員、次男「幸二」は中小企業の営業マン、長女「櫻子」は駅ビルに入っているショップの店員、三男「健吾」は大学4年生。
4人はそれぞれ小さい頃、父「春雄」に連れられて家の近くを歩くのが好きだった。家の2階から見る景色が好きだった。
しかし、いつしか結婚を機に独立する者、家から何となく離れ一人暮らしする者、県外の大学に進学する者、家に居つく者、それぞれがそれぞれの道を歩み始めた。4人が顔をあわせるのは1年に1度あるかないか。兄弟は1番身近で1番遠い他人だった。
そんな4人が久しぶりに顔を揃える。それは、父「春雄」が亡くなったからだった。それぞれ問題を抱える4人が、決して交わらなくなった4人が「春雄」を送り出す。
そんな佐倉家4人に起きる不思議な7日間。
トラブルカフェシアターさんというと、アクションのイメージがありますが、あらすじを読むかぎりでは今回は何やらいつもと違う雰囲気のようですね。楽しみです。
いよいよ八幡エリアです。八幡、肴町、南大通りの飲食店の皆様には、我々演劇関係者は本当にお世話になっております。
そんな八幡エリアの中から先ず私の行き付けから紹介させていただきます。
「む心」という八幡の路地裏にあるお店です。そこいらの男より男らしいママさんが切り盛りしているお店。
私と友人達で「岸田森」の名前で常にボトルキープしております。ちなみに「岸田森(1939~1982)」とは1960年代~70年代にかけて主に活躍した素晴らしい俳優で、とってもとってもかわいい人です。映画出演作でオススメは「座頭市と用心棒」「修羅雪姫」です。岸田森について書くと長くなるので、この辺で止めておきますね。これ以上知りたい方は私に聞くか、Wikipediaで調べてください。
去年の5月から通い始めたにも関わらず、既にボトルは21本目に突入という、「一体ここでどんだけ飲んだんだ!?」みたいな奇跡のお店。
私の場合はここでは麦焼酎をすだちで割ったり、シークワァーサーで割ったりして飲みます。アットホームなお店で、常連になると何も言わなくてもいつものやつが出てきますよ。
常連というと、忘れられない顔があります。時々ね、ここに真っ黒な猫が遊びに来ていたんです。ハンサムな若い猫で、野良なんだけど大人しく人間の膝に乗るような人懐っこい猫でした。特にママさんに懐いていて、まるで子猫がお乳を吸うようにママさんの腕やら首吸い付いて。爪があるから、しがみつかれるとチョット痛いらしいんだけど、ママさんはいつも優しく彼を抱っこしていました。
ある時からパッタリ姿を見せなくなったクロ。私もだけど、ママさんも他のお客さんも心配していたら…南大通りで黒い猫が車に跳ねられて、道路の真ん中でグッタリしていたという噂が入ってきて、恐らくそれがクロではないだろうかという話になりました。
それが真実かどうかわからないけど、あれからクロは姿を見せません。
クロが野良猫なのを忘れていたような気がしました。
でも、「昨日のさよなら」がいつ最後になるかもわからないのは野良猫も人間も同じかもしれません。
だから悔いがないように、出会いを大切にしたいですね。できるだけね。
~第4回へ続く~
そんな八幡エリアの中から先ず私の行き付けから紹介させていただきます。
「む心」という八幡の路地裏にあるお店です。そこいらの男より男らしいママさんが切り盛りしているお店。
私と友人達で「岸田森」の名前で常にボトルキープしております。ちなみに「岸田森(1939~1982)」とは1960年代~70年代にかけて主に活躍した素晴らしい俳優で、とってもとってもかわいい人です。映画出演作でオススメは「座頭市と用心棒」「修羅雪姫」です。岸田森について書くと長くなるので、この辺で止めておきますね。これ以上知りたい方は私に聞くか、Wikipediaで調べてください。
去年の5月から通い始めたにも関わらず、既にボトルは21本目に突入という、「一体ここでどんだけ飲んだんだ!?」みたいな奇跡のお店。
私の場合はここでは麦焼酎をすだちで割ったり、シークワァーサーで割ったりして飲みます。アットホームなお店で、常連になると何も言わなくてもいつものやつが出てきますよ。
常連というと、忘れられない顔があります。時々ね、ここに真っ黒な猫が遊びに来ていたんです。ハンサムな若い猫で、野良なんだけど大人しく人間の膝に乗るような人懐っこい猫でした。特にママさんに懐いていて、まるで子猫がお乳を吸うようにママさんの腕やら首吸い付いて。爪があるから、しがみつかれるとチョット痛いらしいんだけど、ママさんはいつも優しく彼を抱っこしていました。
ある時からパッタリ姿を見せなくなったクロ。私もだけど、ママさんも他のお客さんも心配していたら…南大通りで黒い猫が車に跳ねられて、道路の真ん中でグッタリしていたという噂が入ってきて、恐らくそれがクロではないだろうかという話になりました。
それが真実かどうかわからないけど、あれからクロは姿を見せません。
クロが野良猫なのを忘れていたような気がしました。
でも、「昨日のさよなら」がいつ最後になるかもわからないのは野良猫も人間も同じかもしれません。
だから悔いがないように、出会いを大切にしたいですね。できるだけね。
~第4回へ続く~
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公演情報
もりげき八時の芝居小屋第103回
八時の芝居小屋制作委員会プロデュース
「レジェンド・オブ・ジャパン」
作:・演出 沼邉茂希
日時:2008年11月25日(水)~27日(金)
19:30開場 20:00開演
料金:前売1,000円/当日1,200円
会場:盛岡劇場タウンホール
主催:八時の芝居小屋制作委員会
共催:(財)盛岡市文化振興事業団/盛岡市/盛岡市教育委員会/岩手県演劇協会/盛岡演劇協会
八時の芝居小屋制作委員会プロデュース
「レジェンド・オブ・ジャパン」
作:・演出 沼邉茂希
日時:2008年11月25日(水)~27日(金)
19:30開場 20:00開演
料金:前売1,000円/当日1,200円
会場:盛岡劇場タウンホール
主催:八時の芝居小屋制作委員会
共催:(財)盛岡市文化振興事業団/盛岡市/盛岡市教育委員会/岩手県演劇協会/盛岡演劇協会
八時の芝居小屋?
盛岡劇場地下のタウンホールにて、夜八時に開演する演劇公演です。
“はちしば”の通称で親しまれる「もりげき八時の芝居小屋」は、良質のお芝居を手ごろな料金で、仕事帰りにも立ち寄れる夜8時から上演する演劇公演です。
劇団の枠を超えたキャスト・スタッフによるプロデュース公演やアンコール公演などを企画・上演し、地元演劇の新しい観客の掘り起こしも目指しています。
“はちしば”の通称で親しまれる「もりげき八時の芝居小屋」は、良質のお芝居を手ごろな料金で、仕事帰りにも立ち寄れる夜8時から上演する演劇公演です。
劇団の枠を超えたキャスト・スタッフによるプロデュース公演やアンコール公演などを企画・上演し、地元演劇の新しい観客の掘り起こしも目指しています。
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