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じいさん役の木村君はあの役柄とは真逆の真面目な人で、誰に言われなくても出番以外の時は廊下で自主稽古をしていました。うちの劇団の先輩が差し入れしてくれた「吉備団子」の山を見つめて、「これを食べるとホンカツの仲間になれるのかなぁ」と真顔でつぶやいた時、かわいいなぁと思いました。でも、こんなかわいい子をうちのような野蛮な団体に入れてはいけないと思い、「それは食べない方がいいぞ!」と止めようと思いましたが、黙って見ていた私はやっぱり酷い大人のようです。木村君が舞台で放つ雰囲気が私は好きなので、また機会があれば是非舞台に立ってほしいな。
ばあさん役の千晶ちゃんも木村君と同じで、いつも稽古をしていました。その努力が見事に本番で開花していました。また、稽古場で雑談など、いろいろ話しかけてくれたのが千晶ちゃんでした。あの時は感激しました。テレビの宣伝では、私が即興で書いた原稿にもかかわらず、素敵に読んでくれた千晶ちゃんにこの場を借りて謝罪します。すみませんでしたm(__)m
ナス太郎こと、松高君は実はイケメンです。眼鏡を外すと塚本高史に似てるなぁと。しかし、今回はそのイケメンっぷりを台無しにするような役とメーキャップで頑張っていました。稽古の最初の方と、本番では別人で、その成長ぶりに才能を感じました。初代ナス太郎がある意味すごかっただけに、松高君は大変だったと思います。ナス太郎を演じてくれてありがとう。これから楽しみな役者の1人です。
側近役の拓君は何度か舞台で拝見したことがあったのですが、実際にお話するのは初めてで、怖い人だったらどうしようとドキドキしていましたが、話してみたらいい人でした。キレのある動きと、声が魅力的な役者で、あまり客演をしたことがないらしいのですが、これから是非また舞台に立ってほしいです。
モンキーこと雅司君はエチュードをしている時メチャクチャ面白くて、頭の回転が速い人なんだなと思いました。稽古でもいろいろ挑戦していて、特に一寸法師にやられるところは秀逸で、何度見ても笑ってしまいました。実は今回、1番チラシをまいてくれたのも、チケットを売ってくれたのも雅司君です。1人で26枚も売ってきた人を見たのは初めてです。ありがとう。次は香活で。(笑)
鶏役のなっちゃんはマヂすごい役者だなと思いました。鶏はいわゆる「空気が読めないキャラ」で、この「空気が読めない演技」というのが実はすごく難しいのです。物語が進行する中で、後ろの方で鶏が物語と関係なく、なんか食べてたり、毛繕いしてるのを見ていつも爆笑していました。是非これからも芝居を続けてほしいです。ちなみに、なっちゃんは私と同じ誕生日です。これから、自分の誕生日を祝う度に私はNちゃんを思い出すことでしょう。
かさ地蔵役の圭織ちゃんは、前回の「レジェンドオブジャパン」オリジナルメンバーの1人です。学会で忙しい中参加してくれました。私も後半はあまり稽古場にいられず、なかなかお話できなかったことが残念です。それでも、何度か雑談した際にわかったのは、物静かにお話する知的な子で、とても「Go to hell!ギャーハッハッハ!」というような女の子でないことは確かだということです。役者になるとガラッと変わるのですごいなぁと思った。それにしても、素は一体どういう子なのか気になります。
赤鬼役の西間木君とご一緒するのは実はこれで3度目で、しかもそれが全部八芝という不思議な縁です。最初に会った「極楽とんぼの終わらない明日」から役者として随分成長したと思います。「ホテル寿」ではかなり演出から特訓されていましたが、あの時の経験がレジェンドで生かされたのではないかと思います。また4度目、ご一緒できる日を楽しみにしています。
かぐや姫役のまきちゃんは、バイオレンスから最も遠いところにいるような可憐な女の子です。最初の頃、西間木君をぷたつけるのに躊躇しているのを見ていて、「きっといい子なんだな。ガンバレ!」と心の中で応援していました。しかし、後半はどんどんワルになっていったので、この短期間での成長ぶりに目を見張ると共に、リアルでそういう子に変わってしまったらどうしようかと少し心配しています。松高君と同じく今後が楽しみな役者です。
かぐや父役の千坂君は普段は制作専門スタッフらしく、あまり役者をやらないそうなのですが、私はどんどん役者をやってほしいなと思いました。「サンタクロース」の和田アキ子を彷彿とさせるサンタクロースも強烈でしたが、この「タヌキオヤジ」もやはり強烈でした。他にない個性があることは、役者として大きな武器をもっているので、また役者をやってほしいな。
金太郎を演じた藤原君は美しい身体の持ち主です。打ち上げで上腕を見せていただきましたが、痩せマッチョのいい腕でした。彼は1番出番が少ないにも関わらず、最も出席率がよかった役者です。短いシーンだけど強烈な印象を残したのは、彼の努力の賜物だと思います。役者として1番大切なことです。これからの活躍、楽しみにしています。
かぐや母役のゆみちゃんも、卒業の年で多忙な中参加してくれたオリジナルメンバーの1人です。稽古でゆみちゃんが千坂君を投げ飛ばした時には本当に驚きました。ガチで喧嘩して勝てる自信がありません。ゆみちゃんは腹から声が出せるタイプの役者で、声が小さいといつも注意されてきた自分から見ると本当に羨ましいです。社会人になると、なかなか芝居をするのが大変になりますが、是非これからも続けてほしいです。
一寸法師役の小萩ちゃんは、エロとか変態から最も遠いところにいるような清らかな人です。本来ならばお姫様とか、妖精とか、リボンの騎士のような役がピッタリな美女です。今までやったことがないような役で、かなり努力されたのではないかと思います。最後はしっかりと役を自分のものにしていたのを見て、新たな一面を発見したような思いになりました。役者とスタッフの兼任は本当に大変だったと思います。足向けて寝られません。
そして、演出であり、犬役でもあった沼邉君。彼には私の本来の仕事の幾割かを負わせてしまった部分もあり、精神的にもきつかったのではないかと思います。それなのに彼は泣き言を一切私に言いませんでした。本当にすごい子です。文才があって、芝居がうまいだけでなく、強い人なんだなと思いました。この感謝の気持ちをどうにか表現したいあまり、打ち上げの最後に思わず抱きしめてしまいました。演出を消してやりたいと思ったことは何回かありますが、抱き締めたいと思ったのは初めてです。ありがとう。またいつかご一緒できたら嬉しいです。
今回は八芝史上最も若いメンバーの座組みでした。私自身、どのようにコミュニケーションをとっていいかわからなくて戸惑う日もありましたが、このメンバーに会えてよかったと心から思います。
才気に溢れたメンバーたちの今後の活躍を祈っております。
また、メンバー全員、彼らのご家族、お客様に心からの感謝を。
11月八芝プロデューサー
澤田綾香
ばあさん役の千晶ちゃんも木村君と同じで、いつも稽古をしていました。その努力が見事に本番で開花していました。また、稽古場で雑談など、いろいろ話しかけてくれたのが千晶ちゃんでした。あの時は感激しました。テレビの宣伝では、私が即興で書いた原稿にもかかわらず、素敵に読んでくれた千晶ちゃんにこの場を借りて謝罪します。すみませんでしたm(__)m
ナス太郎こと、松高君は実はイケメンです。眼鏡を外すと塚本高史に似てるなぁと。しかし、今回はそのイケメンっぷりを台無しにするような役とメーキャップで頑張っていました。稽古の最初の方と、本番では別人で、その成長ぶりに才能を感じました。初代ナス太郎がある意味すごかっただけに、松高君は大変だったと思います。ナス太郎を演じてくれてありがとう。これから楽しみな役者の1人です。
側近役の拓君は何度か舞台で拝見したことがあったのですが、実際にお話するのは初めてで、怖い人だったらどうしようとドキドキしていましたが、話してみたらいい人でした。キレのある動きと、声が魅力的な役者で、あまり客演をしたことがないらしいのですが、これから是非また舞台に立ってほしいです。
モンキーこと雅司君はエチュードをしている時メチャクチャ面白くて、頭の回転が速い人なんだなと思いました。稽古でもいろいろ挑戦していて、特に一寸法師にやられるところは秀逸で、何度見ても笑ってしまいました。実は今回、1番チラシをまいてくれたのも、チケットを売ってくれたのも雅司君です。1人で26枚も売ってきた人を見たのは初めてです。ありがとう。次は香活で。(笑)
鶏役のなっちゃんはマヂすごい役者だなと思いました。鶏はいわゆる「空気が読めないキャラ」で、この「空気が読めない演技」というのが実はすごく難しいのです。物語が進行する中で、後ろの方で鶏が物語と関係なく、なんか食べてたり、毛繕いしてるのを見ていつも爆笑していました。是非これからも芝居を続けてほしいです。ちなみに、なっちゃんは私と同じ誕生日です。これから、自分の誕生日を祝う度に私はNちゃんを思い出すことでしょう。
かさ地蔵役の圭織ちゃんは、前回の「レジェンドオブジャパン」オリジナルメンバーの1人です。学会で忙しい中参加してくれました。私も後半はあまり稽古場にいられず、なかなかお話できなかったことが残念です。それでも、何度か雑談した際にわかったのは、物静かにお話する知的な子で、とても「Go to hell!ギャーハッハッハ!」というような女の子でないことは確かだということです。役者になるとガラッと変わるのですごいなぁと思った。それにしても、素は一体どういう子なのか気になります。
赤鬼役の西間木君とご一緒するのは実はこれで3度目で、しかもそれが全部八芝という不思議な縁です。最初に会った「極楽とんぼの終わらない明日」から役者として随分成長したと思います。「ホテル寿」ではかなり演出から特訓されていましたが、あの時の経験がレジェンドで生かされたのではないかと思います。また4度目、ご一緒できる日を楽しみにしています。
かぐや姫役のまきちゃんは、バイオレンスから最も遠いところにいるような可憐な女の子です。最初の頃、西間木君をぷたつけるのに躊躇しているのを見ていて、「きっといい子なんだな。ガンバレ!」と心の中で応援していました。しかし、後半はどんどんワルになっていったので、この短期間での成長ぶりに目を見張ると共に、リアルでそういう子に変わってしまったらどうしようかと少し心配しています。松高君と同じく今後が楽しみな役者です。
かぐや父役の千坂君は普段は制作専門スタッフらしく、あまり役者をやらないそうなのですが、私はどんどん役者をやってほしいなと思いました。「サンタクロース」の和田アキ子を彷彿とさせるサンタクロースも強烈でしたが、この「タヌキオヤジ」もやはり強烈でした。他にない個性があることは、役者として大きな武器をもっているので、また役者をやってほしいな。
金太郎を演じた藤原君は美しい身体の持ち主です。打ち上げで上腕を見せていただきましたが、痩せマッチョのいい腕でした。彼は1番出番が少ないにも関わらず、最も出席率がよかった役者です。短いシーンだけど強烈な印象を残したのは、彼の努力の賜物だと思います。役者として1番大切なことです。これからの活躍、楽しみにしています。
かぐや母役のゆみちゃんも、卒業の年で多忙な中参加してくれたオリジナルメンバーの1人です。稽古でゆみちゃんが千坂君を投げ飛ばした時には本当に驚きました。ガチで喧嘩して勝てる自信がありません。ゆみちゃんは腹から声が出せるタイプの役者で、声が小さいといつも注意されてきた自分から見ると本当に羨ましいです。社会人になると、なかなか芝居をするのが大変になりますが、是非これからも続けてほしいです。
一寸法師役の小萩ちゃんは、エロとか変態から最も遠いところにいるような清らかな人です。本来ならばお姫様とか、妖精とか、リボンの騎士のような役がピッタリな美女です。今までやったことがないような役で、かなり努力されたのではないかと思います。最後はしっかりと役を自分のものにしていたのを見て、新たな一面を発見したような思いになりました。役者とスタッフの兼任は本当に大変だったと思います。足向けて寝られません。
そして、演出であり、犬役でもあった沼邉君。彼には私の本来の仕事の幾割かを負わせてしまった部分もあり、精神的にもきつかったのではないかと思います。それなのに彼は泣き言を一切私に言いませんでした。本当にすごい子です。文才があって、芝居がうまいだけでなく、強い人なんだなと思いました。この感謝の気持ちをどうにか表現したいあまり、打ち上げの最後に思わず抱きしめてしまいました。演出を消してやりたいと思ったことは何回かありますが、抱き締めたいと思ったのは初めてです。ありがとう。またいつかご一緒できたら嬉しいです。
今回は八芝史上最も若いメンバーの座組みでした。私自身、どのようにコミュニケーションをとっていいかわからなくて戸惑う日もありましたが、このメンバーに会えてよかったと心から思います。
才気に溢れたメンバーたちの今後の活躍を祈っております。
また、メンバー全員、彼らのご家族、お客様に心からの感謝を。
11月八芝プロデューサー
澤田綾香
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公演情報
もりげき八時の芝居小屋第103回
八時の芝居小屋制作委員会プロデュース
「レジェンド・オブ・ジャパン」
作:・演出 沼邉茂希
日時:2008年11月25日(水)~27日(金)
19:30開場 20:00開演
料金:前売1,000円/当日1,200円
会場:盛岡劇場タウンホール
主催:八時の芝居小屋制作委員会
共催:(財)盛岡市文化振興事業団/盛岡市/盛岡市教育委員会/岩手県演劇協会/盛岡演劇協会
八時の芝居小屋制作委員会プロデュース
「レジェンド・オブ・ジャパン」
作:・演出 沼邉茂希
日時:2008年11月25日(水)~27日(金)
19:30開場 20:00開演
料金:前売1,000円/当日1,200円
会場:盛岡劇場タウンホール
主催:八時の芝居小屋制作委員会
共催:(財)盛岡市文化振興事業団/盛岡市/盛岡市教育委員会/岩手県演劇協会/盛岡演劇協会
八時の芝居小屋?
盛岡劇場地下のタウンホールにて、夜八時に開演する演劇公演です。
“はちしば”の通称で親しまれる「もりげき八時の芝居小屋」は、良質のお芝居を手ごろな料金で、仕事帰りにも立ち寄れる夜8時から上演する演劇公演です。
劇団の枠を超えたキャスト・スタッフによるプロデュース公演やアンコール公演などを企画・上演し、地元演劇の新しい観客の掘り起こしも目指しています。
“はちしば”の通称で親しまれる「もりげき八時の芝居小屋」は、良質のお芝居を手ごろな料金で、仕事帰りにも立ち寄れる夜8時から上演する演劇公演です。
劇団の枠を超えたキャスト・スタッフによるプロデュース公演やアンコール公演などを企画・上演し、地元演劇の新しい観客の掘り起こしも目指しています。
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