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なほものはかなきを思へば、あるかなきかの心ちするれじぇんどおぶじゃぱんの日記といふべし
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ネタバレ有りの衣装レポート、今日は強烈な印象を残した彼の登場です。


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[かぐやの父]
かぐやを救出するために、巨大なミサイルを落とした貫禄のある(?)タヌキ親父。
かぐやの父は奈良時代くらいの、大陸の影響を受けている時代の男性の衣装から着想を得ています。
頭上の冠(かん、かんむり)が、それっぽい感じでお気に入りです。
袖口や襟が迷彩であしらわれているのは、軍人→迷彩柄という連想によるものです。
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と、いうわけでかぐやの父です。初演の時とテイストが似ている衣装案の一人です。

上は詰襟(つめえり)で筒袖(つつそで)の装束を自作しました。
中はあまり見えないので、黒っぽいスラックスと革靴です。
ちなみに、奈良時代の装束には石帯(いしおび)と呼ばれる、現代のベルトとほぼ同じ形状のものが既にあったんだとか。すげえー。

そして黒い冠を作成。
始めに取り掛かった衣装がかぐやのキモノドレスであることはお話ししましたが、小物系で最も早く取り掛かったのはかぐや父の冠でした。

というわけで、今回は冠の作り方をご紹介します~。

まずは、芯材となるダンボールの切り抜きから。

採寸したデータを元に切っていきます。

そして次は布を張る作業。
本来なら絹や紙を使うらしいのですが、今回はフェルトで代用しました。
ダンボールとフェルトで工作します!金額的にも安く済みますね。

裏の部分にも接着剤ではっていきます。


全部張ったところ。
ここからフェルト同士を糸で縫い合わせ完成です(これが結構力仕事でした・・・)。

そしてサングラスをかければ。

かぐやの父(頭部)のできあがり!頭を結ぶ紐は掛緒(かけお)と言って、これも烏帽子と同じく白の紙紐が正式なんだとか。
と、いうわけでそれに倣って白い紐+ヘアピンで固定してみました。

そしてかぐやの父と言えば、あのタヌキメイク!

写真はメイクプランの時のものです。なぜかこんな表情ですが・・・。
ペンシルアイライナーで目の周りをぐるっと塗りました。
本番では舞台メイク用のリキッドタイプを使用したので、くっきりはっきり真っ黒でしたね!
本番前の衣装チームには、この目の周りを塗る作業がアトラクションの一つだったとかそうでないとか。

いよいよ残り二人の衣装レポート!
このまま突っ走っていきますぜ!

いなべ
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公演情報
もりげき八時の芝居小屋第103回
八時の芝居小屋制作委員会プロデュース
「レジェンド・オブ・ジャパン」
作:・演出 沼邉茂希

日時:2008年11月25日(水)~27日(金)
19:30開場 20:00開演
料金:前売1,000円/当日1,200円
会場:盛岡劇場タウンホール

主催:八時の芝居小屋制作委員会
共催:(財)盛岡市文化振興事業団/盛岡市/盛岡市教育委員会/岩手県演劇協会/盛岡演劇協会
八時の芝居小屋?
盛岡劇場地下のタウンホールにて、夜八時に開演する演劇公演です。
 “はちしば”の通称で親しまれる「もりげき八時の芝居小屋」は、良質のお芝居を手ごろな料金で、仕事帰りにも立ち寄れる夜8時から上演する演劇公演です。
 劇団の枠を超えたキャスト・スタッフによるプロデュース公演やアンコール公演などを企画・上演し、地元演劇の新しい観客の掘り起こしも目指しています。 
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